司書講習中間報告~その3~

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司書講習の3つめの科目である図書館サービス論が無事に終了致しました。

科目名通り、主に図書館サービスについて、図書館のサービスとは、基本的人権によって保障されている権利であり自由であるという前提のもと、様々な図書館サービスの在り方を学んできました。

障がいを持つ利用者、言語の面でマジョリティではない利用者、様々な事情があり来館することの出来ない利用者。そういった方々にもいかに図書館サービスを提供していくのか。その実例を講義は勿論、映像資料を観たり、実物に触れてみることによって改めて知ることが出来た感があります。具体的なツールとしてはDAISY、手話、点字、拡大視聴機、布の絵本、宅配サービスなどですね。

またそういったサービスが、例えば日本国憲法や、ユネスコ公共図書館宣言(1994年採択)などの裏付けによっていることを知れたのも、大変に有意義でした。一応、図書館の現場に居るものとして、今回の講義の内容以外でも言えることなのですが、現場でそれをなぜ行うのか、またその根拠は何なのか、といったことに対して、その答えが自分の中になかったこと、または知らなかったことが心許ない部分も大いにあったので。

あとは、またまた情報リテラシー、著作権、レファレンス・サービス、課題解決型サービスについてなど。ここでも情報リテラシーというワードが。今後の図書館サービスにおいて重要な概念になってくるかもですね。

また最終日提出・発表の課題としてTwitterの文言を考えるというものがありました。その課題関連で参考までにと、実際にどれくらい公共図書館でTwitterの公式アカウントを持っているのか、ぱっと調べてみたら余りというか、一般的な公共図書館では殆ど公式アカウントを持っていませんでした。だからこそ、そういった面では開拓する余地は計り知れないくらいあるのではないかと…。と言うより、この現状を鑑みて、そもそも情報を扱うプロの図書館員がSNSについて関心が無かったり、使いこなせないのは問題なのではないかと…、強く考えた次第です。

問題提起して終わりというのもなんですが(笑)、今日はこの辺りで。少しずつでも、講習のペースなどに慣れてきたかな、と。体重は2㎏落ちてますが…。

が、頑張りますっ!

司書講習中間報告~その2~

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さてさて、司書講習、今日で生涯学習概論が終わりました。今日からは、区切り良く、科目が終わる度くらいに中間報告を更新していこうかなと。

生涯学習概念、メディア講義の撮影が入っていることもあって、ひたすらテキストに沿って講義が続くスタイル、これぞ座学といった感じで、なかなかにキツかった(笑) また抽象的・概念的な話も多かったので、そういった意味でもキツかったです。そして、テストが少し不安の残る後味だったので心中穏やかざるわけですが。

どんなことを学んだかと言うと。

・生涯学習とは、学習そのものを包括する「マスター・コンセプト」である。

・社会教育とは、黒子(くろこ)であり触媒である。

・リカレント教育とは、教育とそれ以外の諸活動を交互に行い、教育を個人の全生涯に渡って分布させるもので、リカレント教育は有給休暇制度とも深く結び付いている。

・生涯学習概念の時代的背景には技術革新、科学の進歩による余暇の増加がある。

・E・H・エリクソンのライフサイクル論によれば、ライフステージにおける外界と内面世界との心理的葛藤により、次の段階の発達が準備される。ダイナミックなイメージ。それを担保するのは「相互性」である(親と子のような)。

・教育基本法第12条第2項、社会教育法第3条によって、国は社会教育を「奨励」又は「振興」するのであって、それはあくまで側面からの支援を意味している。

と、個人的に肝だなと思った項目を書き出してみました。概念的・抽象的な話が多くてしんどいよ~、って思ってましたが、やっぱりこういう話好きかもですね(笑)

今まで熱意みたいなものだけだったところに、理論的または法的に裏付けが施されていくのは嬉しいですね。

今日のテストで無事に単位が出ていれば、これで計4単位。まだまだ先は長い…。頑張ります。

司書講習中間報告~その1~

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いやー、思ってた以上にキツいのではないかと感じております、明治大学司書講習! 今日で講義開始から四日目が終了したわけですが。

まず図書館情報学概論を三日で終え、今日は生涯学習概論の初日。図書館情報学概論の方は最初の講義ということもあり良い意味での緊張があったわけですが。一つ乗り越えれば、そういった緊張感も薄れがち、というわけで今日は二つめの単位である生涯学習概論の初日…、キツい、キツかった…。やはり八時間近く講義を聴くということ、それと休憩時間もちょっと短いかな~、という感じで。

心は全く折れてはいないのですが、本格的に講義が始まって四日目、冷静に考えて、息抜きと食事とをしっかりしておかないと保たないのでは? と感じています。自分はアタマが知的にエキサイトすると食欲がなくなるので、その辺り要注意ですね。

司書講習、乗り切るには強いモチベーションは勿論ですが、フィジカルとメンタルの双方を上手にケアしていくというタクティクスが必要不可欠だなと。また、大量の情報がインプットされるということで、逆にアウトプットしていくことも大切なセルフコントロールの一つだとも感じています。この投稿もその一つなのですが。

お盆前後に一週間ほどの休みがある他は、基本的に週6での講義が9月5日まで続きます。まだまだ道のりは長い…。

とまあ、司書講習が始まっての雑感めいたことを書いてみました。

セルフコントロールと、自分をケアするタクティクスが必要だと改めて痛感しております。

また、折を見ては中間報告したいと思います~。

さて、明日から図書館司書講習が本格的に始まるわけですが

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さて、タイトルの通りに明日から図書館司書の資格を取得するための講習が本格的に始まります。

9時~17時50分までみっちりと講義が週6で2カ月ほど続きます。スケジュールはハードな上に、しかも暑い時期。身体を壊さないよう、食事、睡眠は疎かにしないことを心掛けて臨みたいですね。

思えば司書の資格を本気で取りたい、と思ったのは約一年前。一年前にそう思った時には、各大学の夏の司書講習の申込み締め切りの直後辺りで、その年の集中講座を受けることは出来ませんでした。また、集中講座を受けるに当たっても、倍率が二倍や三倍程度(大学によってまちまち)なわけですが、去年の自分であれば、図書館に対しての思いや考えやビジョンなどまだまだ甘く、集中講座を受けるところまでいけたかどうかも微妙なところだと感じています。

この一年、公立図書館でカウンターや書架整理等がメインの委託アルバイトをしながら、図書館に関する講演会やイベントや講座や勉強会などには能う限り参加してきました。その経験は、図書館というも存在について、そのチカラを肯定させてくれて、様々に視野を広げさせてくれて、求めるべき理想についてヒントのようなものを与えてくれた、とても有意義なものでした。

自分にとって今夏の司書講習は大きな区切りだと前々から考えています。

今までは与えられた業務に一生懸命に応えること、行動力とフットワークの赴くままに様々なところへ出掛けていっては知識やスピリットのようなものを吸収することと、いわば受動的な姿勢でした。しかし今夏の司書講習は、今までのような受動的な立ち位置から、何かを発信する能動的な立ち位置へとシフトする契機だと捉えています。

予め断っておくと、司書講習を受講して司書の資格を取得したからといって、劇的に物事が変わるなどと過度に期待しすぎるのもキケンだとは承知の上です。しかし司書講習を通じて、今まで自分が図書館について何を知っていて、また何を知らなかったのかを、知る。そしてそのことと、この一年間で自分が得てきた知識や経験とが結び付いたとき、ブレークスルーのようなものが起こるのではないかという期待のようなものはうっすらと感じています。

また、司書の資格を取ることがゴールなのではなくて、新しいスタート地点に立つことなのだとも考えています。現実的な話、身の振り方も考えないといけないですしね。

ハードスケジュールかつ2カ月の長丁場。栄養と休息をしっかりと取りつつ、待ちに待った司書講習に臨みたいと思います!

また、適度に司書講習の途中報告などもしてみたいと考えています(余裕があればですが)。

中野区立中央図書館のビブリオバトルに参加してきました

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タイトルの通り中野区立中央図書館で開催されたビブリオバトルに参加してきました。中野区立中央図書館でビブリオバトルを開催するのは2回目ですかね。昨年の9月にも開催されていて、その際も発表者として参加しました。

個人的にテーマを持って臨みました、今回のビブリオバトル。

一つ目のテーマは、ビブリオバトルを楽しむ!

そして二つ目のテーマは、公共図書館とビブリオバトルがどういったカタチで繋がるのが良いのか、そのヒントみたいなものを見つけられないかなあ、ということ。

昨年の中野区立中央図書館のビブリオバトルに参加したり、また各地の公共図書館で開催されているビブリオバトルの情報を見聞きしたりしていて、自分の中で今ひとつクリアに見えなかったポイントです。ビブリオバトル自体は本当に盛り上がって楽しいのですが、その場でコミュニケーションを取り、そして紹介された本やその関連本が展示され貸出しされるくらいで、どこか一過性のイベントになってしまっているのでは、という思いがあったからです。まあ、それでいいよと図書館側が考えているのならそれはそれでも良いとは思うのですが、でもビブリオバトルの楽しさや盛り上がる感じが一過性のものにするにはもったいないなあと思うのです。
まあ、ビブリオバトル自体まだ新しいコンテンツですし、それを公共図書館で開催すること自体が、まだ試運転というか、とりあえずやってみよう、みたいな感じではあるのだなという印象を受けてはいるので、図書館側としても手探りな状態なのかもしれません。

今回のビブリオバトル、発表者だけでなく観覧者も事前申込制ということで、ちょっとハードル高くないか!? と個人的にも感じていたのですが、嬉しいことにほぼ満員に近い感じでした。中野区の分館などでも目立つ所にポスターが貼ってあったりと、告知に力が入っているようだったので、それが効いたのかもしれないですね。

発表者は8名。4人ずつを二つのゲームに分けての形となりました。発表された本は以下の通りになります。

【第一ゲーム】  ☆がチャンプ本

  ①『桐島、部活やめるってよ』・朝井リョウ
 ☆②『ハウフ童話集』・ハウフ
  ③『沸騰! 図書館』・樋渡啓祐
  ④『探偵大杉栄の正月』・典厩五郎

【第二ゲーム】  ☆がチャンプ本

  ①『ゾンビの作法』・ジョン・オースティン
☆②『卍とハーケンクロイツ」・中垣顕實
  ③『やりたいことは全部やれ!』・大前研一
  ④『津波・写真・それから』・高橋宗正

テーマは「たくさんの人に届けたい本」、幅広く解釈出来るぶん、バラエティーに富んだラインナップになりましたね。

ちなみにですが、第一ゲームで『沸騰!図書館』を紹介したのは僕です。図書館でのビブリオバトルということで、たくさんの人に図書館について考えてもらいたい、との想いから選んだ本なのですが、来週から司書講習が始まることもあり頭の中が図書館で一杯なので(笑)、とても熱がこもったプレゼンになってしまいました・・・、一度も笑い声が起こらなかったという(良いのか悪いのか・・・)。

でもでも、とても楽しめました! ビブリオバトルが終了したあと、20分ほど発表者と観覧者が交流できるような時間が設けられていたので、様々な方とお話できて、本当に楽しかったです。ビブリオバトル後の熱気みたいなアイスブレイクした感じは独特ですね。

と、一つ目のテーマは無事に達成出来たのですが、では二つ目に設定したテーマはどうだったのでしょうか。

「発信する中央図書館」というメモをノートに自分はとりました。それは区の中央図書館で開催したこと、また「誰でも使える」という公共図書館のメリットを生かしてビブリオバトルに慣れていてプレゼンなどもとても上手い方々なども参加されたことから、なんとなくこんなメモをとったのだと思います。ビブリオバトルが終わったあとの話をする時間で、中野区の分館にお勤めの方や、また図書館の人ではないけれども勤務先が中野区にある方がビブリオバトルについてスタッフの方に熱心に詳しいお話を聞いているなどの姿がありました。要はみなさん、ビブリオバトルに興味津々な様子が伝わってきたのですね。そこで、中野区の場合は中央図書館に大小のホールやプラネタリウムなど複数の施設が複合されているので、中央図書館がビブリオバトルのハブになる、またビブリオバトルを発信する“場”のような機能を担えれば、そして関心のある方々がそれを持ち帰って自分たちの場所でビブリオバトルを広めていくようなカタチになれば良いのかなあと感じました。中野区の場合、分館は本当にこじんまりとしていて地域に密着という感じなので、そこでまたビブリオバトルが普及していけばなあと。そうなると既存のコミュニティの活性化や、新たにコミュニティを生み出す、そして世代間交流など、色んな可能性があると思います。となると、発信する中央図書館のビブリオバトルがしっかりしたものでなければならないわけで、その点で言うとイベント自体の運営面などしっかりしていて本当に良かったと思います。

一度や二度、試しにやってみるかではなくて、継続していくこと、そしてそれを中央図書館というハブのようなところから分館レベルへとビブリオバトルの魅力を発信していくこと、それが二つ目のテーマとして発見し実感できたことでした。

中野区において、継続してビブリオバトルを開催して欲しいです!

追記・「忍者ゾンビ」という映画があるとのことを、ビブリオバトルあとのお話の中で聞いたので、観ていたいです。気になる・・・。
 

 

「第2回LRGフォーラム・菅谷明子×猪谷千香クロストーク」に参加してきました①

昨日の2014年7月2日、標記のクロストークに参加してきました。

そのことについて書きたいと思いますが、とても長くなりそうですね。この投稿ではお二人がどのようなことを話されたのかを簡潔にはなりますがまとめておこうと思います。自分が感じたり考えたことは、また今後に投稿したいと考えています。クロストークの際に、ノートには出来るだけのメモはしたのですが、文字起こしではないので、文章の流れが悪かったり、箇条書きのような文体になったりするとは思いますが、ご容赦いただければと思います。また、自分の感性や関心に触れた部分には詳細なメモをとっていても、違う人には異なったところが強く印象に残っていたりすることもままあるかとは思いますし、甘い部分などもあるのは承知の上です。あくまで自分の主観でのメモをもとにしたものであると、あらかじめご了解いただければとも思っております。

開催趣旨には、「『図書館×ジャーナリズム』『図書館×子育て』『図書館×IT』『図書館×リテラシー』といった様々なテーマを通して、『社会インフラとしての図書館』のあり方を、日本とアメリカでの様々な取材に基づいて語らい、問いかけます」とあります。その通り開会の際に主催のARGの岡本真さんから、「図書館の内部に閉じない」ような「広い観点で」のクロストークにしたいとのお話。

①猪谷さんのプレゼンテーション

まずは猪谷さんのプレゼンテーションから。菅谷明子さんの『未来を作る図書館』を読んで衝撃を受け、NYへと旅行に行かれたとのエピソードを。そして『未来を作る図書館』出版以後の、日本の図書館の動きなどをお話されました。例えば2003年に導入された指定管理者制度、mixiやヤフー知恵袋などの登場で、情報の流れのが双方向性へと変化していったことなど。
そして、『つながる図書館』でもそうだったように、文化複合施設としての武蔵野プレイス、課題解決型図書館として有名な鳥取県立図書館、設計段階から市民に綿密なヒアリングを施したコミュニティ型図書館としての伊万里市民図書館、「島まるごと図書館構想」を掲げクラウドファンディングで蔵書の資金を調達した島根県海士町、「すべての本棚を図書館に」というフレーズをキャッチコピーとしているリブライズ、そのリブライズと連携したことでも有名な船橋の情報ステーション、そして猪谷さんも書くに「非常に迷った」という武雄市図書館のお話、という流れ。

「ポジティブに図書館を書きたかった」という猪谷さん。裏テーマは「図書館リテラシーを上げたい」とのこと。

次にNHKの「クローズアップ現代」で紹介されていた、アメリカの「独立する富裕層」に衝撃を受けたとのこと。要は、アメリカの富裕層が自分達の納税額に見合った行政サービスを受けられないなら、自分達で行政区分から独立してしまうという動きなのですが、そうなると貧困層が行政サービスの面で打撃を受ける。また、「中央公論」2014年6月号の「消滅可能性都市」の特集もショックだったと。

これらの動きを受けて、自治体格差が図書館格差へ直結すると猪谷さんは続けます。子どもや高齢者の貧困問題に対応できるのは「知のセーフティネット」である図書館のみ。今後も複雑化が加速する「情報環境のハブ」として、その役割を担わなければならないと。

そして紙媒体意外にも目を向けることについてもお話がありました。

②菅谷さんのプレゼンテーション

次に菅谷さんのプレゼンテーションです。
『未来を作る図書館』は「足で書いた」本、様々なエピソードを集めた中でも5%ほどしか『未来を作る図書館』に使っていないとおっしゃっていました。インスピレーションとして「図書館を色に例えると?」という問いかけが。菅谷さんご自身は「黄色だと思っている」とのこと。アメリカの図書館は利用者も、ITサービスも増えているとの報告。

そして「パブリック(公共)とはみんなのため」のもの。図書館は情報格差を解消させる存在だと。菅谷さんご自身が日本の書店に行った際に、陳列されている様々な健康法などの医療についての本などを見てリテラシーの低さに唖然とすると。日本の図書館はリテラシーの低い利用者によて成り立っているのではないかとの厳しいご指摘。

またデジタル活用講座について。アメリカの図書館では、「現代の読み書き」としてのwebスキル(メールアカウントの取得の方法、Twitter・Facebookの活用方など)の格差を是正することが課題になっていると。またデジタルに出来ないことを図書館がいかにやって、人に来てもらうかも大事だと。電気書籍についても積極的に導入していて、いまはシフトしている時期。「Consumer Reports」のような雑誌がアメリカでは広く浸透していることをお話され、「何を目的にどんな情報が社会に価値を生み出すのか」が大事であるとのお話。

それらを受けてソーシャルメディアについて言及されます。IT、ソーシャルメディアをいかに上手く使っていくか、ソーシャルメディアと行政、ソーシャルメディアと課題解決、といったことを具体例を紹介されてのお話。ここでも「情報格差の是正」、「ITをうまく使えるか?」といったフレーズが。

最後に図書館の存在意義とは「いかに賢い市民を育てていくのか」であるとの締めくくり。

③クロストーク

まずは、司会の岡本さんより、ライブラリーリテラシーを高め、それをいかに自分のものとしてそれを獲得していくのか、ジャーナリズムの観点からお話を聞きたい。またgovernmentという概念と、ライブラリーとをどう繋げるのかとも。
猪谷さんは、情報にはバイアスがかかっていてそれを見極めるのはプロでも難しいと。そのあたりにフックとして図書館への期待感があると。菅谷さんはそれを受けて、「情報源」と「目的」を見ることが大事だと。そして図書館の情報リテラシー教育について。「本の読み方」について。共感を得るための読書ではなく、知らないものを知るために、本をいかにして読んでいくか。
猪谷さん、ネットで「つながる図書館」のレビューなどを検索してみたところ「つながりたくない人たち」がいたと。読書がエンタメとなっている。そうではない読書をどう形作っていくのか。そこに図書館の働き掛けが大事なのではないかというお話。

次に岡本さんから、民主主義と図書館について。主体的にどうコミットし図書館を獲得していくのか、オープンガバメント的にコミットするのか、という問い掛け。

菅谷さん、アメリカでは図書館は独立した組織、日本の図書館は「3日前まで水道局にいました」というような人が配属されたりと、働きたい人がなぜ働けないのかという素朴な疑問がある。自分達で作り上げていく意識、自分に何が出来るのか、という当事者意識が必要だと。またビジネスモデルというワードも。岡本さん、税金一本槍では不可能、どうエコシステムを作っていくか。

そして最後一言ずつ。

猪谷さん、反対するばかりではなく、双方向性で。

菅谷さん、(プラティカルなスキルは何かと問われて)ルールを建設的に考えていくことが大事。人と同調しようとする、異質なものへのネガティブな日本特有の意識を変えること。建設的にルールを壊すこと、もっと横へのつながりを、前に踏み出す勇気を。

④付記

クロストーク終了後、会場を提供してくださったというリクルートさんからサプライズ! 会場の照明が消え、41階からの東京の夜景が一望できました。素晴らしいサプライズでした。

また、このような貴重な機会をご用意していただいた、主催のアカデミック・リソーズ・ガイド株式会社さん、ボランティアとしてこのクロストークを支えてくださった方々、また貴重なお話をしていただいた菅谷明子さん、猪谷千香さんに、感謝の念を込めて、この投稿を終えたいと思います。
本当に、エキサイティングなクロストークでした。

またまたの長文ですね、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!