2014年4月16日標記の読書会を鎌倉幸子さんと共催させていただきました!
今回も時間があっという間に過ぎるような、本当に有意義な読書会となり参加いただいた皆さま、気にかけていただいた方々に本当に感謝です。
図書館に携わる方々はもちろん、図書館とは直接関わりのないジャンルで活躍されている方にもご参加いただき様々なことについて話が出来ました。
参加者のコメント
・涙なしでは読めなかった。現場を思い出す。記録してくれたことがありがたい。
・虹のライブラリーを思い出した、色彩、仮設住宅は灰色、色は人間性を取り戻させる、“場”としての図書館、一語一語が浮かび上がっている、感動は奪えない。
・震災直後の動きを思い出した。本と日常、本は日常を取り戻すという所にびっくり、‘コミュニティ再生’がボランティアの課題、ボランティアの活動を「東京」へとフィードバックさせる
・図書館は情報のハブ、逃げられる場所は必要、移動図書館は逃げ込める場所、移動して‘場’を持ってこられる!、被災地だけではなく運行して欲しい、コミュニティを運ぶ、図書館の役割を再認識
・図書館員のすごさ、コミュニティで顔がわかる存在、安心をもたらす、図書館員は強くなければいけない、カウンセリングの力が必要かも、傾聴を学んでみてもいいかもしれない、台風でも運行したのがブレイクポイントだった、扉を開け続けることの大事さ。
前回も出た「DNA」という単語
そしてその中でも、前回とは違う参加者の方々からも出た単語が。それは「DNA」という単語。比喩的な意味での「DNA」、伝えていく、安心感をもたらすということ。子どもたちが水戸黄門のテーマソングを歌い始めたというエピソードとともにこの単語について話すことができました、
同じ単語が今回もふとした話の経緯で出てきてびっくりという気持ちもありますが、これはもしかして何か図書館についての本質的なところに触れている(?)みたいな手触りがあって、とてもエキサイティングな感覚でした。
読書会を終えて
今回も本当に、図書館のチカラ、図書館員のチカラ、本のチカラを改めて感じることが出来るようなお話が出来て、励まされた気がします。
また、 前回は自分がとても緊張していて、その緊張が参加者の方々にも伝わってしまっていたかなあ(めちゃめちゃ汗かいてました)と思っていたのですが、皆さまが暖かく場を解してくださり、感謝しております。
改めて、皆さま本当にありがとうございました!」
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